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団体情報

財団概要

財団名称

一般財団法人高専人会

設立

2022年5月

設立者

13名

理事長

渋谷修太(フラー株式会社 代表取締役会長)

事務局

東京都品川区西五反田3-11-6 サンウェスト山手ビル1F

活動目的

全ての高専人が継続性のある互助活動を行うことによりネットワークを構築し、
卒業後も生涯にわたりポジティブに「学ぶ」ことで高専人の価値を高めることを目的とする。

運営メンバー

評議員

田中 邦裕

さくらインターネット 代表取締役社長

大蔵 峰樹

株式会社ZOZO 元CTO
神山まるごと高専学校長

山本 博士

株式会社スマレジ 代表取締役

理事

理事長

渋谷 修太

フラー株式会社 代表取締役会長

寄付担当

山下 翔

グロービング株式会社 取締役CFO

広報担当

幸田 フミ

株式会社FUMIKODA 代表取締役

プロジェクト担当

兼城 駿一郎

株式会社みらいスタジオ 代表取締役
株式会社高専キャリア 代表取締役
一般社団法人沖縄スタートアップ協会 代表理事

名簿担当

福野 泰介

株式会社jig.jp 代表取締役社長

名簿担当

渡邊 友章

株式会社エニバ 取締役COO
高専塾ナレッジスター事業責任者
みんなの高専チャンネル運営

イベント担当

平良 美奈子

株式会社RyuLog 代表取締役

イベント担当

横山 和輝

株式会社プロッセル 代表取締役CEO

HP担当

山崎 泰晴

株式会社エニバ 代表取締役CEO

高専人会立ち上げの想い

今こそ高専の力を結集すべき時代

2022年で、高専制度が創設されて60周年を迎えました。日本が技術立国で高度経済成長を成し遂げるために、高専は非常に重要な教育機関として存在し続けてきたのだと思います。

一方、高専が求められる役割が近年変わりつつあります。テクノロジーの急速な進歩に対応するためのデジタル化のニーズ、人口減少と少子高齢化に伴う無数の地域課題。高専生にはデジタル人材としての役割が、全国に点在する高専には地域課題の解決役という役割が、それぞれ期待されています。

そんな時代だからこそ、高専生の力を結集する必要があると考えて高専人会を設立しました。
高専人会には、大きく3つのミッションがあります。

一般財団法人高専人会

理事長 渋谷 修太

1つ目は、高専のOBOGが相互に助け合う卒業生ネットワークを形成することです。
社会に出てから、慶應義塾大学の三田会という卒業生組織の強固さを色んなシーンで見てきました。その度に、高専にもこういった卒業生ネットワークが創れないものかと思っていたのです。慶應の卒業生は毎年7,500人ほどですが、高専は全国で合計すると毎年10,000人ほどの卒業生がいます。世界中に散らばっている高専卒業生が力を合わせれば、途轍もないパワーを発揮できるのではないでしょうか。

2つ目は、卒業生が母校に還元をして次世代の応援をする文化をつくることです。
僕自身、高専を卒業してから様々な業界で活躍する先輩方に助けていただき、その度に高専に入学して良かったと思っていました。自分が先輩たちにしてもらったように、今度は次世代の高専生を支援したいと強く感じていますし、同じような想いの人も多いのではないでしょうか。欧米の私立大学のように、卒業生が母校に還元をして、未来の高専生がより活躍できるような仕組みをつくりたいです。

3つ目は、現役の高専生に対して支援をする様々なプロジェクトを行うことです。
高専生はマイノリティです。普通高校に進学して普通に進学や就職をするケースと違って、世の中の仕組みを上手く使えないことが多いです。その一例が奨学金だったり、高校生や大学生を対象にした様々な募集への応募機会です。高専人会が現役の学生から意見をたくさんヒアリングすることで、こうした問題を明るみにしていき、それを解決するプロジェクトを立ち上げていきたいと考えています。

これらのミッションは、当然ながら高専人会のみで達成できることだとは考えておりません。各高専の同窓会や様々な高専関係団体の皆様と連携させていただくことが必要不可欠です。高専人会は、高専関係者を結びつける触媒のような存在でありたいと思っています。

高専人会が現役高専生・高専OBOG・そして高専関係者の繋がりをつくることで、益々高専のポテンシャルが発揮され、それが地域や日本、さらには世界の未来のためになることを願っています。最終的には、「高専人会があったから高専に入って良かった」と思ってもらえるような、そんな存在にしていきたいです。そのために、皆様のお力をお貸しいただければ幸いです。